北海道のオホーツクに人が住みはじめ、黒曜石(こくようせき)で石器を作り、家をつくり、土器をつくり、大革命はやがて遺跡となりました。世界を結んだ黒曜石ロードやオホーツク文化、一世を風靡した近代化産業など幾つもの時代を超えてきたオホーツクの歴史。『謎の歴史大陸・オホーツク』でいつしかあなたもタイムトラベラー?
オホーツク文化
北海道内で続縄文文化が定着していた5世紀ごろ、オホーツク海沿岸では、北方から独特な古代文化がやってきました。
それは北海道が擦文(さつもん)分かをむかえた頃にも栄えていましたが、オホーツク文化は、その後、消えてしまった謎を秘めた時代。
オホーツク文化の遺跡が発見されている場所は樺太南部、礼文島、利尻島、稚内から根室半島にかけての北海道オホーツク海沿岸部、更には国後島、択捉島などの千島列島まで広く分布しています。
この場所は、
遺跡・博物館
日本最古の国宝
ハッカの歴史
鴻之舞金山
オホーツクにはかつて東洋一を誇る金山がありました。その名は「鴻之舞(こうのまい)金山」。近代産業遺産としては最大規模のスケール。
道道紋別~遠軽丸瀬布間に鴻之舞はあります。1916年に